8月26日(金)~27日(土)に人生初☆尾瀬ハイキングに行ってきました。天国みたいな所だと聞いてはいましたが、まさにその通りの場所でした。どこまでも広がる広大な大地!こんな広大な大草原を見たのは生まれて初めてだったので感動しました。また、山小屋に泊まるのも初体験でした。見晴エリアの「弥四郎小屋」に宿をとっていたので、これは鳩待峠~見晴までの尾瀬ハイキング日報です。東京パワーテクノロジー株式会社さんのサイトのマップを拝借して、私のタイムラップを記入しましたので参考になれば幸いです。また、尾瀬の思い出ムービーも作成したので良かったら見てね♪

尾瀬マップはこちらのサイトから⇒Map・コース・みどころ (tokyo-pt.co.jp)

鳩待峠 アクセス方法

私の場合は、尾瀬戸倉まで車で行って、尾瀬戸倉~鳩待峠で乗合タクシー(片道1000円)を利用しました。乗合タクシーは、車種としてはワゴンと言ったらいいのかな? 10名まで乗ることが出来る車で、時間関係なく人数がある程度そろったら出発していました。精算方法は前支払いで、尾瀬戸倉は駐車場入り口の発券機にて、鳩待峠は窓口にて販売していました。尾瀬戸倉~鳩待峠までは約30分の移動時間です。

東京~尾瀬戸倉までは高速バスも出ています。以前調べたものと同じですが、情報を記載しておきますので参考にご覧ください。高速代、ガソリン代のことを考慮したら高速バス代の方が断然お得です!

また、電車利用の場合は、JR上越新幹線:上毛高原駅、またはJR上越線:沼田駅から関越交通バス 戸倉・大清水方面行きに乗車して鳩待峠まで。

【1日目】鳩待峠~山ノ鼻

鳩待峠休憩所には、売店があります。飲み物の補充も出来ますし、帰りなら群馬県関連のお土産を買うことが出来ます。尾瀬のマップも置いてあるので入手しておくといいと思います。

私が歩いたコースは、こちらの初心者コースです♪鳩待峠を出発すると、すぐに下り坂と階段が続きます。行きは、よいよい♪帰りはこわぁ~いってヤツですね(笑)下りが終わると、その後は平坦になります。その先は、ひたすら木道を進むことになります。

木道が整備されてなかった頃は、自由に湿原内を歩き回れたようで、その影響で大切な自然が踏み荒らされてしましました。大切な自然を守るため、皆様が自然と触れ合えるように東京電力さんが木道を整備してくれています。おかげさまで、安心して散策を楽しむことが出来ています♪

鳩待峠(12:35出発)~山ノ鼻(13:45着)【約1時間】

山ノ鼻には、山小屋やビジターセンター、レストラン、キャンプ指定地があります。トイレはしっかり整備されていました。尾瀬は水が豊富な地なので水洗トイレですが、山のトイレは水洗じゃないところもあるらしいので、水洗が当たり前と思わないようにしたいですね。また、山のトイレの維持費は結構かかるので、自然保護支援金としてトイレの使用量100円が求められます。山の自然を保ちつつ、汚物を浄化するのって結構大変なことなんだよ!という説明書きが、トイレに貼ってありました。

【1日目】山ノ鼻~牛首~竜宮

山ノ鼻(13:54発)~牛首分岐(14:40着/14:50発)~竜宮(15:21着)【約1時間半】

ここから、いよいよ尾瀬の湿原地へ!!!尾瀬ヶ原は、東西6㎞、南北2㎞にわたって広がる標高1400mの高層湿原。日本の高山では最大です!そして、ここからは尾瀬のシンボル:水芭蕉エリアです。水芭蕉の見頃の時期としては5月下旬~6月上旬頃です。7月下旬くらいだとニッコウキスゲも咲くようです。

写真では伝わらないかもしれませんが、この木道の下は湿原なので、踏み外したら大変!写真撮るのに夢中になっていると危ないです。実際踏み外しかけました(笑)木道を整備してくれている東京電力さんに感謝です。

竜宮方面に向かって歩いていくと、正面に燧ヶ岳(ひうちがたけ)が見えてきます。標高2,356mの尾瀬では一番新しい火山で、日本百名山のうちのひとつです。

【1日目】竜宮~見晴(山小屋「弥四郎小屋」宿泊)

竜宮(15:30発)~見晴(15:55着)【約30分】

竜宮小屋の裏に公衆トイレがあります。山ノ鼻から竜宮まではトイレがありませんので要注意です。竜宮とは、水の流れが地下に潜り、木道の下を通って、また地上に出てくる伏流現象のことを言うんだそうです。詳細は、こちらの解説が分かりやすかったです。

『尾瀬-5 竜宮現象の不思議 伏流水はどうして ☆龍宮小屋前で休憩』武尊・尾瀬・片品(群馬県)の旅行記・ブログ by マキタン2さん【フォートラベル】 (4travel.jp)

竜宮小屋を過ぎて、沼尻川を渡ってしばらく進むと見晴エリアがみえてきます。見晴エリアには山小屋が6軒あり、尾瀬最大の登山基地です。今回の宿泊先として選んだのは「弥四郎小屋」。竜宮から歩いていくと一番最初にみえる小屋です。山小屋は普通、相部屋がだったりするのですが、新型コロナウィルス対策として、相部屋無しで1グループ1部屋でのご案内でした。

尾瀬の山小屋 弥四郎小屋公式ホームページ (84658.jp)

8月26日(金)宿泊費:12900円(1名1部屋利用:2食付き)

注意すべき点としては、お風呂が夕食開始時間の17時半までに入らないといけないこと。また、シャンプーやボディーソープは備え付けのモノを使用すること。弥四郎小屋の備え付けは、リンスのいらないメリットシャンプーとボディソープは確かDaveでした。しっかり湯船に浸かることが出来ました♪ただ、バスタオル&タオルは貸出がないのと、電力削減のためかドライヤーはありませんでした。そして、部屋にもコンセントがありませんでした。受付入口にコンセントがあるので、皆様そこで携帯の充電をしていました。21時に完前消灯です。

また、私はUQモバイルを利用しているのですが、少し受信に時間がかかる面はありましたが問題なく電波はありました。ただ、社用携帯のソフトバンクは全く電波が立ちませんでした。

【2日目】見晴~赤田代~平滑の滝

昨日は曇りのち夜は雨が降っていたため、残念ながら星空は見ることが出来ませんでした。自室の電気は5時から点灯しました。朝食は6時からです。山小屋の朝は早いですね。

見晴(6:50発)~赤田代分岐(7:05通過)~平滑の滝(7:45着/7:55発)【約1時間】

本来の予定としては赤田代~ヨッピ橋を経由して鳩待峠に戻る予定でしたが、私事ではございますが、滝が大好きでして、平滑の滝を見たいということで予定よりも早めに小屋を出発して向かうことにしました!

見晴~赤田代までは木道なのですが、赤田代を超えた辺りから土道、岩がゴロゴロしていたり、急な階段があったりと完全なる山道でありサバイバルゾーンでした。三条の滝まで行ければ良かったんですが、午後から雨が降るという予報なのと、平滑の滝までの道のりの時点で結構険しかったので、無理は良くないと思いまして、ここでUターンすることにしました。

【2日目】赤田代~ヨッピ吊り橋~牛首~鳩待峠

赤田代(8:20着/8:25発)~東電小屋(8:53通過)~ヨッピ吊り橋(9:10着)【約1時間】

ヨッピ吊り橋(9:20発)~牛首分岐(9:58着/10:08発)【約40分】

山ノ鼻(10:40着/11:40発)~鳩待峠(12:40着)【約1時間】

東電小屋、デザインも素敵で立派な山小屋でした。

昨日歩いた牛首~【竜宮経由】~見晴ルートも良かったですが、本日の赤田代~【ヨッピ橋経由】~牛首は、見晴らし最高の草原あり、池あり、草ボーボーゾーンありで楽しい道のりでした♪特に草ボーボーゾーンは、木道から草がはみ出していて、草にペチペチされながら進めて気持ちよかったです(笑)2日目はお天気も良く、気温は22℃で絶好の行楽日和でした。昨日は綺麗に見えなかった燧ヶ岳&逆さ燧も綺麗に見られました!距離は昨日のルートの方が短いのですが、歩いてて楽しかったのは、断然本日のルートです!

また分岐点ごとに必ずベンチが設置されているので、分岐点ごとに休憩をとってました。お昼休憩は山ノ鼻でとりました。鳩待峠よりもベンチの数は断然多いです。レストランもあります。

最後に 

最後になってしまいましたが、今回の尾瀬旅の持ち物を紹介します!

服装は、歩きやすい服装。私はユニクロのドライTシャツ&パーカー&パンツと、全身ユニクロです!雨に降られなかったので出番はありませんでしたが、レインウェア(上下)も持参していました。

1.5ℓの水筒に、補充用の飲み物1ℓ。山小屋に自動販売機がありましたが割高です(500mlペット380円)あとは、モバイルバッテリー。タオル、バスタオル(弥四郎小屋には備えついていないので持参しました)ゴミは持ち帰りが基本なのでゴミ袋もお忘れなく!

私は持ってなかったのですが、熊鈴は必須のようです。同行者が持ってきてくれていたので大丈夫でしたが、尾瀬は熊が出没するということで、トレッキングコース内にちょこちょこ熊除けのための鈴が設置してありました。

以上、尾瀬ヶ原2日間の旅でした。季節を変えて、また尾瀬に行きたいと思います♪また尾瀬の玄関口は他にもあるので、次回は装備を揃えて福島県側の玄関口「檜枝岐村」から出発するのもいいな~と考えています。温泉もあるし、ミニ尾瀬公園も気になります!三条ノ滝にも行きたいし、尾瀬沼にも行きたいし、今回星空が見れなかったし・・・次回は2泊で計画しようかな(笑)